メニュー

クレジットカードを使い分けるメリットとは?メイン・サブカードを賢く選ぶコツなど解説

周りにクレジットカードを複数枚持ちしている人がいるものの、「クレジットカードを何枚も持つ意味ってあるの?」「クレジットカードを使い分けるメリットは?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

実は「メインカード」「サブカード」というように、複数枚のクレジットカードを賢く使い分けることで、よりお得にカードを利用できることがあります。

この記事では、クレジットカードを使い分けるべきメリットや、お得に利用するためのカードの選び方についてご紹介します。

さらに、「メインカード」「サブカード」それぞれにおすすめのクレジットカードも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

クレジットカードを使い分けるべき6つのメリット

クレジットカードは、1枚だけ持つのではなく、複数枚使い分けることで、さまざまなメリットがあります。

  • 利用可能な店舗が増える
  • ポイントをお得に獲得できる
  • 特典やサービスを受けられるチャンスが増える
  • 「メイン」のカードが使えなくなっても「サブ」のカードで代用できる
  • 旅行保険を合算できる
  • 締め日・引き落とし日を分散できる

それぞれの理由について、詳しくご紹介します。

メリット①利用可能な店舗が増える

クレジットカードのブランドによって、取り扱いがある店舗が異なります。

例えば、特定のカードが使えない小規模な店舗でも、他のカードを持っていると利用できることがあります。

クレジットカードを複数持つことで、さまざまな場面での支払いに対応でき、より便利な生活を送ることが可能です。

メリット②ポイントをお得に獲得できる

ほとんどのクレジットカードでは、「○○円の利用につき、1ポイント」というように、利用金額に基づいたポイント還元を行っています。

しかし、ポイント還元率はクレジットカード会社によって異なります。また、特定の店舗や飲食店、オンラインサイトなど「利用場所」に応じて、ポイント還元率が高くなる場合があります。

例えば・・・
  • 通常のポイント還元率は0.5%特定の店舗で利用すれば2倍に!
  • 通常のポイント還元率は1.0%指定のショッピングサイトで購入すればポイントが3倍に!

そのため、スーパーでの買い物はカードA、家電量販店での買い物はカードBというように、利用場所に応じて最もポイントが貯まるカードを使い分けることで、ポイントをより多く獲得することが可能です。

ポイント還元については、以下の記事も参考にしてみてください。

メリット③特典やサービスを受けられるチャンスが増える

多くのクレジットカードには、さまざまな特典がついています。

例えば、レストランやショッピングで利用できる優待や、付帯保険、海外でのサポートデスクなどです。

また、入会時特典などを利用して一定の条件を達成すると、ポイントがプレゼントされることも!

複数枚のカードを使い分けることで、より多くの特典やサービスを利用でき、ライフスタイルをより豊かにすることができます。

メリット④1枚のカードが使えなくなっても代用できる

もしも、使用しているクレジットカードが何らかの理由で利用できなくなった場合にも、代替として他のカードを利用することができます。

例えば・・・
  • クレジットカードが紛失・盗難に遭い、新しいカードが届くまで待たないといけない・・・
  • クレジットカードが決済限度額に達してしまい、次の月まで使えない
  • クレジットカードが突然、利用停止になってしまった・・・    など

このような予期せぬ状況でも、複数枚のカードがあるとすぐに対応でき、生活に支障をきたすことを避けることが可能です。

特に、海外旅行中に突然クレジットカードが利用できなくなった場合などは、代替のカードがあると大変安心です。

メリット⑤旅行保険を合算できる

一部のクレジットカードには無料の旅行保険が付いています。

カードごとに補償内容が異なるため、複数のカードを使い分けることで、より広範な補償を得られる場合があります。

もちろん、すべてのクレジットカードに付帯されている保険が、他のカードの保険と合算できるわけではありません。

事前に登録しているクレジットカードの保険規約を確認しましょう。

メリット⑥締め日・引き落とし日を分散できる

クレジットカードは基本的に1ヶ月ごとに請求があり、指定の日に一括で支払いを行います。

この際、所有する全クレジットカードの締め日や引き落とし日が同じであると、一度に大きな金額が引き落とされることになり、負担が大きくなってしまう可能性があります。

しかし、カードを使い分けることで、支払いが一度に集中するのを避け、負担を分散することが可能です。

クレジットカードの締め日・引き落とし日を上手く活用することで、効率的な経済管理が実現できるでしょう。

複数枚のクレジットカードを使い分ける場合「デメリット」もある!

クレジットカードを使い分けることで、さまざまなメリットがある反面、デメリットがあることも把握しておきましょう。

  • 管理に手間がかかる
  • 信用情報に影響を及ぼす可能性がある
  • 年会費の支払いが増える場合がある

それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

デメリット①管理に手間がかかる

クレジットカードを複数枚保有すると、以下のような管理に手間がかかります。

例えば・・・
  • カード利用料金の支払い日
  • ポイントの保有期限     など

特に、支払いは遅延すると「延滞金」が発生するので、注意が必要です。それぞれの支払い日を把握し、期限までに支払うための管理が必要になります。

デメリット②信用情報に影響を及ぼす可能性がある

複数枚のクレジットカードを持つことは、信用情報に影響を及ぼす可能性があります。

例えば、クレジットカードの支払い遅延や未払いがあると、それが信用情報に記録され、信用スコアに悪影響を及ぼします。

新たにカードの発行やローンに申し込む際など、将来の金融取引に影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。

デメリット③年会費の支払いが増える場合がある

年会費が無料のクレジットカードも多いですが、一部のカードは年会費が発生します。

複数枚のクレジットカードを持つと、年会費の支払いが増える可能性があるため、各カードのコストとメリットをしっかり比較検討することが大切です。

以上3つのデメリットを紹介しましたが、注意しながら対策することでカバーすることも可能です。記事の最後に利用する上での注意点を解説しているので、こちらを参考にしながら「正しい」使い方を心がけましょう。

クレジットカードは何枚持ちがベスト?

クレジットカードの枚数は、利用する場所や目的に応じ目安として2~3枚を使い分けることをおすすめします。

一般社団法人日本クレジット協会の調査(※)でも、1人あたりが保有するクレジットカードの平均枚数は「2.9枚」と、2~3枚を使い分けている人が多い傾向です。

しかし、所持する枚数が多すぎると、使いすぎによる経済的負担や、支払い漏れによる信用情報への悪影響といったリスクが生じる可能性もあるため、注意しましょう。

メインカード1枚とサブカード1~2枚を使い分けよう

日常的に利用する「メインカード」の1枚を決めて、特定の場所や目的で利用するための「サブカード」を1~2枚所持しておくと良いです。

メインカードとサブカードについて
  • メインカード(1枚)・・・日常的に使用するカード
  • サブカード(1~2枚)・・・特定のシチュエーションや目的で利用するカード

メインカードとサブカードは、それぞれ単独で使うよりも組み合わせて使うことで、最大限の効果を発揮します。

メインカードとサブカードを賢く選ぶためのコツ

ここからは、メインカードとサブカード、それぞれを選ぶ時のポイントについて紹介していきます。

メインカードは「ポイント還元率の高さ」と「利用可能店舗数の多さ」を重視しよう

メインカードは、通常のポイント還元率が高く、利用可能な店舗数が多いものを選びましょう。

また、自分が頻繁に利用する店舗やサービスでポイント還元率が高いカードや、保険などのサービスや特典が充実しているカードもメインカードに適しています。

例えば、旅行が趣味であれば、航空マイルが貯まりやすいカードを選ぶのが良いでしょう。

サブカードは「メインカードにはない特典やサービスを利用できるもの」を選ぼう

サブカードは、メインカードでカバーできない領域を補えるものを選ぶと良いです。

例えば、メインカードには付帯されていない保険・特典を提供しているカードが該当します。

そのほか、メインカードでは利用できない店舗で使えるカードや、特定の店舗・ショッピングサイトでポイント還元率がアップするカードなども、サブカードとして選ぶと良いでしょう。

メインカードとサブカードはどのように使い分ける?

ここからは、クレジットカードを使い分けるコツについて紹介します。

  • カードブランドごとで使い分ける
  • 生活費や光熱費の支払い・買い物・旅行など「目的」に応じて使い分ける
  • カード会社の業種別に使い分ける

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

カードブランドごとで使い分ける

まず、カードブランド別にメインカード・サブカードを使い分けましょう。

カードブランドは、それぞれに特色や特典があります。

カードブランド特徴
Visa世界での知名度・シェア率がトップクラス。国内外ともに、利用可能店舗数が多い
Mastercard®Visaと並ぶ世界的な普及度。グローバルな利用環境を提供。
JCB日本発祥のカードブランド。独自のポイントプログラムでお得な特典が付く。
American Express®高級志向のカードが多い。飲食店や旅行で利用できる優待サービスが充実。
Diners Club利用可能枠に一律の制限がないため、高額決済の利用に適している。飲食店や旅行で利用できる特典が充実。

例えば、国際的なショッピングや旅行を頻繁に行う場合、VisaやMastercard®は広い加盟店ネットワークを持っています。そのため、メインカードにはVisaやMastercard®など、利用店舗が広いカードを選ぶと良いでしょう。

一方、VisaやMastercard®よりは利用可能店舗数が少ないものの、独自のポイントプログラムや限定的な優待サービスを提供しているJCB、American Express®、Diners Clubなどのカードブランドは、サブカードとして使うのがおすすめです。

ブランドごとの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合わせて選択しましょう。

生活費や光熱費の支払い・買い物・旅行など「目的」に応じて使い分ける

クレジットカードを使い分ける2つ目のコツは、それぞれのカードを特定の目的に使用することです。

例えば・・・
  • 生活費や光熱費を支払う・・・公共料金の支払いでポイント還元率が高いカード
  • コンビニやスーパーの買い物に利用する・・・特定の店舗でポイント還元率が高いカード
  • 家電を購入する・・・家電専門店でのポイント還元率が高いカード
  • オンラインショッピングに利用する・・・Amazonや楽天などのECサイトと連携しているカード
  • 旅行先で利用する・・・旅行保険が付帯されているカード

主な利用目的が「日頃のコンビニやスーパーでの買い物」であれば、特定のスーパーやコンビニでポイント還元が高いカードを「メインカード」にすると良いでしょう。

また、「メインカードには旅行保険が付帯されていないけど、たまに海外旅行に行くことがある」という場合は、海外旅行保険が付帯されていたり、海外で利用できる優待が充実したカードを「サブカード」にするのがおすすめです。

このように、自分のライフスタイルに適したカードを選び、それぞれのカードを特定の目的に利用しましょう。

カード会社の業種別に使い分ける

最後に、カード会社の業種別に使い分けることもおすすめします。

業種別概要こんな場合におすすめ
銀行系クレジットカード・銀行あるいは銀行のグループ会社が発行するクレジットカード。
・信頼性が高く、セキュリティ対策が充実していたり、ATM手数料が
(例:三井住友Visaカード、三菱UFJカード
・なるべく幅広い店舗で買い物したい
・セキュリティ対策など、安全に利用できるかを重視する
信販系クレジットカード・信販会社が発行するクレジットカード。
・提携店でポイントが加算されたり、優待サービスが充実していることが多い。
(例:JCBカード、セゾンカード
・特典やサービスの豊富さを重視する
流通系クレジットカード・スーパーマーケットやデパート、家電量販店などの流通業者が発行するクレジットカード。
・発行している業者で買い物をする際に、ポイント還元が高いなどの特典がある。
(例:イオンカード、ルミネカード
・ショッピング利用がメイン
・特定の店舗でよく買い物をする
交通系クレジットカード・鉄道会社や航空会社などが発行するクレジットカード。
・マイルをためやすかったり、交通系のICカードと一体型になっていたりする場合がある。
(例:ANAカード、「ビュー・スイカ」カード
・電車や新幹線、飛行機を頻繁に利用する
・マイルや交通機関のポイントを貯めたい

これらの業種別の特性を理解し、自分のライフスタイルやニーズに合わせて「メインカード」「サブカード」を選択して使い分けると、より効果的に利用できます。

メインカードにおすすめのクレジットカード3選

メインカードにおすすめのクレジットカードは、以下の3つです。

  • JCBカード W
  • 楽天カード
  • リクルートカード

それぞれの特徴と、メインカードにおすすめな理由を詳しく見ていきましょう。

メインカードにおすすめ①JCBカード W

【出典:JCB カード W公式】

カード名JCB カード W
年会費(税込)永年無料
通常ポイント還元率1.0%
国際ブランドJCB
付帯保険・最大2,000万円の海外旅行損害保険(利用付帯)
・ショッピングガード保険(海外のみ/最高100万円)
申し込み条件18歳~39歳(高校生除く)
発行日数ナンバーレスを選べば最短5分※
支払日公式サイト参照
※モバ即入会条件【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。

JCBカードをメインカードとしておすすめする理由は、ポイント還元率の高さです。

いつでもどこでも、ポイント還元率が2倍になり、貯めたポイントはnanacoポイント、楽天ポイント、dポイントなどに移行できます。

さらに、18歳から39歳の間であれば年会費が永年無料となるのも大きな利点です。

しかし、デメリットとしては、申し込む年齢に制限があり、またJCBが利用不可の店舗ではこのカードを使うことができない点が挙げられます。

メインカードにおすすめ②楽天カード

【出典:楽天カード公式】

カード名楽天カード
年会費(税込)永年無料
通常ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa、Mastercard®、JCB、アメリカン・エキスプレス®
付帯保険・最大2,000万円の海外旅行損害保険(適用条件あり)
・カード盗難保険
キャンペーン新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント
申し込み条件満18歳以上(高校生除く)
発行日数約1週間~10日前後
支払日月末締め翌月27日払い

楽天カードをメインカードとしておすすめする理由として、カードブランドが4種類から選択でき、利用可能店舗が広いメリットがあります。

通常ポイント還元率が1.0%と高い上、楽天市場アプリでお買い物をすると、ポイントが3.5%還元されます。

また、ハワイ旅行時の優待も充実していたり、選べるデザインが豊富であったりする点も魅力です。

ただし、デメリットとして、カードの受け取りに約1週間~10日前後かかり、利用開始までに時間が必要となる点があります。また、楽天市場でのショッピングをしない場合、ポイントが貯まりにくいです。

そのため、楽天系列のショッピングをあまり利用しない方は、「メインカード」ではなく、海外旅行時用の「サブカード」として持っておくのも一つの手です。

メインカードにおすすめ③リクルートカード

【出典:リクルートカード公式】

カード名リクルートカード
年会費(税込)永年無料
通常ポイント還元率1.2%
国際ブランドVisa、Mastercard®、JCB
付帯保険・最大2,000万円の海外旅行保険(利用付帯)
・最大1,000万円の海外旅行保険(利用付帯)
・ショッピング保険(年間200万円まで)
キャンペーン新規入会&利用で最大6,000ポイントプレゼント
申し込み条件満18歳以上(高校生除く)
発行日数最短即日
支払日15日締め翌月10日払い

リクルートカードをメインカードとしておすすめする理由として、圧倒的なポイント還元率の高さと、カードブランドが3種類から選べる点が挙げられます。

また、年会費が永年無料で、じゃらんやHot Pepper、ポンパレモールなど、リクルートのサービスを利用することでポイント還元率がさらに上がります。

特にリクルートのサービスをよく利用する方は、メインカードとして所持するのがおすすめです。

しかし、リクルートのサービスを利用しない場合は、ポイントを貯めづらい点や、他のカードよりもポイント以外の特典やサービスが少ない点はデメリットです。

サブカードにおすすめのクレジットカード3選

続いて、サブカードにおすすめのクレジットカード3つを紹介します。

  • 三井住友カード(NL)
  • ビックカメラSuicaカード
  • ENEOSカードS

それぞれ詳しく見ていきましょう。

サブカードにおすすめ①三井住友カード(NL)

【出典:三井住友カード(NL)公式】

カード名三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
通常ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa、Mastercard®
付帯保険・最大2,000万円の海外旅行損害保険(適用条件あり)
・選べる無料保険あり
キャンペーン新規入会&ご利用で最大15,000円相当のVポイントプレゼント
申し込み条件満18歳以上(高校生除く)
発行日数最短5分
支払日15日締め翌月10日払い
もしくは月末締め翌月26日払い(選択可能)

三井住友カードは、通常のポイント還元率は0.5%ですが、特定のコンビニや飲食店などでポイント還元率が5%になるメリットがあります。

そのため、サブカードとして所持しつつ、ポイント還元率がアップするお店で利用するという使い方がおすすめです。

また、年会費が永年無料であるため、サブカードとして持っていても負担がかかることはありません。

しかし、ショッピング補償が付帯されていない点には注意が必要です。

サブカードにおすすめ②ビックカメラSuicaカード

【出典:ビックカメラSuicaカード公式】

カード名ビックカメラSuicaカード
年会費(税込)初年度:無料
2年目以降:524円
※前年1年間でカードを利用したら無料
通常ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa、JCB
付帯保険・旅行傷害保険(国内/海外)
キャンペーン新規入会&対象店舗でのカード利用で、最大5,000ビックポイントプレゼント
申し込み条件満18歳以上(高校生除く)
発行日数最短即日(発行する店舗によって異なります)
支払日5日締め翌月4日払い

ビックカメラSuicaカードは、家電量販店のビッグカメラで利用できる「ビックポイント」と、Suicaチャージなどに利用できる「JRE POINT」という2つの種類のポイントを獲得することができるクレジットカードです。

特に、ビックカメラでの購入時には最大11.5%のビックポイントが還元されるので、家電購入用のサブカードとして持っておくことをおすすめします。

ただし、家族カードの発行ができない点や、定期券機能がない点には注意が必要です。

サブカードにおすすめ③ENEOSカードS

【出典:ENEOSカード S公式】

カード名ENEOSカードS
年会費(税込)初年度:無料
2年目以降:1,375円
※年1回以上利用すると次年度の年会費は無料。
(Apple Pay・QUICPay・ETC含む)
通常ポイント還元率0.6%
国際ブランドVisa、JCB
付帯保険
キャンペーンWEBページからの入会で、入会の翌月から3ヶ月間、ENEOSサービスステーションでの
給油料金を合計100Lまで2円/L割引
申し込み条件満18歳以上(高校生除く)・本人に安定継続収入がある
発行日数最短即日(発行する店舗によって異なります)
支払日5日締め翌月2日払い

ENEOSカード Sのメリットは、ガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きとなり、毎月のガソリン代を安くできることです。

また、カーメンテナンス商品の購入や修理代のポイント還元率アップ、オリックスレンタカーの利用時の割引などのサービスがあります。

普段から車に乗る方は、ガソリンスタンドで給油する際に使うサブカードとして、持っておくと良いでしょう。

ただし、保険の付帯がない点には注意が必要です。メインカードにも旅行保険やショッピング保険などの付帯がない場合は、もう1枚、保険が付帯されたサブカードを所持しておくことも、検討してみてください。

複数枚のクレジットカードを使い分ける際の注意点

クレジットカードを使い分ける際の注意点として、以下の3点を把握し対策しましょう。

  • 各カードの特徴を把握する
  • 支払い管理を徹底する
  • カードの使いすぎには注意する

それぞれ、詳しく説明します。

注意点①年会費やポイント還元率など、各カードの特徴を把握する

まずは、それぞれのカードがどのような特性を持っているのかを理解することが重要です。

年会費やポイント還元率、提携している加盟店やサービスなど、カードごとの違いをしっかりと把握しましょう。

特徴を元に、どのカードをどの場面で使用するかを計画的に決めて、メインカードとサブカードをバランス良く利用していくと、効果的に使い分けることができます。

注意点②支払い管理を徹底する

複数のクレジットカードを持つと、締め日や支払い日など、管理が煩雑になる可能性があります。

そのため、クレジットカードを使い分ける際は、各カードの支払い日や締め日を把握し、計画的に利用しなければなりません。

支払いを怠ると遅延損害金が発生したり、信用情報に影響を及ぼしたりする可能性があります。そのような事態を防ぐためにも、支払い管理を徹底し、滞納を防ぐことが大切です。

また、支払い管理を徹底するために、以下のような工夫をしてみても良いでしょう。

  • 「残高不足で引き落としができなかった…」とならないよう、引き落とし口座を給与振り込み口座と同じにする
  • 支払い日をカレンダーに登録してリマインドする。メール通知を設定できるカードの場合、通知設定を行う。

注意点③カードの使いすぎには注意する

支払いの負担が大きくならないよう、カードの使いすぎには注意が必要です。

クレジットカードを複数枚持っている場合、1枚だけ持っている場合よりも利用可能額が増えることがあります。また複数のカードで年会費が発生する場合もあるので、経済的負担が大きくなってしまう可能性があります。

自分の経済状況を見極め、計画的に無理なく支払いできるような利用を心がけましょう。

クレジットカードと「デビットカード」「電子マネー」「現金」はどう使い分ける?

本記事では、クレジットカード複数枚の使い分け方を中心に解説してきました。ここからは、クレジットカードとその他の支払い手段の使い分け方について、紹介していきます。

基本的に、それぞれの特徴を把握した上で、場面や経済状況に合わせて利用しましょう。

クレジットカードとデビットカードの使い分け方

クレジットカードとデビットカードは、以下のように使い分けるのがおすすめです。

クレジットカード
  • 家電などの大きい買い物を分割払いやリボ払いで支払いたい時
  • ポイントをなるべく多く貯めたい
  • ネットショッピングで買い物する時
  • 海外旅行の航空券やホテルを決済する時
デビットカード
  • 日常の小さい買い物をする時
  • 現金を持ち歩きたくはないけど、自分の手持ち額から支払いたい時
  • クレジットカードを使いすぎないよう、預金残高内で節約したい時
  • 高校生が海外へ留学する時

そもそも、クレジットカードとデビットカードは、以下のような違いがあります。

種類クレジットカードデビットカード
支払いシステム利用した金額が「後日」請求される利用した金額は「即時」に決済される
利用額引き落とし口座の残高に関係なく、
利用限度額までの買い物が可能
引き落とし口座の残高までしか利用できず、
大きな買い物は残高により制限される
分割払い・リボ払い
(基本的には不可)
キャッシング機能
(利用限度額内であれば
現金の借り入れが可能)

(基本的には不可)
その他特徴・旅行保険など、付帯保険がある場合が多い
・ポイント還元や特典が充実している
・高校生以下でも申し込める場合がある
・旅行保険が付帯されていない
・ネットショッピングで利用できない場合がある

利用した金額が「後日」に請求されるクレジットカードは、家電などの大きい買い物をする時や、即時に引き落としされたくない時に使用すると良いでしょう。

一方、利用した金額が「即時」に決済されるデビットカードは、日常の小さい買い物をする時や、現金を持ち歩きたくはないけど、自分の手持ち額から支払いたい時に利用するのが有用です。

クレジットカードと電子マネーの使い分け方

クレジットカードと電子マネーは、以下のように使い分けるのがおすすめです。

クレジットカード
  • 家電などの大きい買い物を分割払いやリボ払いで支払いたい時
  • ポイントをなるべく多く貯めたい時
  • ネットショッピングで買い物する時
  • 海外旅行の航空券やホテルを決済する時
電子マネー
  • コンビニや駅の自販機、公共交通機関の利用など、少額な支払いをする時
  • 利用する度に一定の金額をチャージして、自分の預金残高を把握しておきたい時
  • 小学生や中学生、高校生が公共交通機関で通学する時

クレジットカードと電子マネーには、以下のような違いがあります。

種類クレジットカード電子マネー
支払いシステム利用した金額が「後日」請求される利用した金額は「即時」に決済される
その他特徴・旅行保険など、付帯保険がある場合が多い
・ポイント還元や特典が充実している
・基本的に、預金残高からチャージして利用する
・小学生や中学生など、未成年でも利用できる場合が多い

クレジットカードは、利用した金額に応じてポイントが還元されるので、お得にポイントを貯めたい時に利用するのが効果的です。

電子マネーは、事前にチャージした金額から「即時」に決済される支払いシステムであるため、自分の預金残高を把握しておきたい時や、少額な支払いをする時の利用をおすすめします。また、クレジットカードとは異なり、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーであれば、小学生でも所持できるものもあって便利です。

なお、クレジットカードと電子マネーを連携することもできるので、使い分ける方法だけでなく、一緒に効率的に使う方法も検討してみてください。たとえば、電子マネーへのチャージにクレジットカードを使用できると、簡単にチャージができます。

クレジットカードと現金の使い分け方

クレジットカードと現金は、以下のように使い分けるのがおすすめです。

クレジットカード
  • 家電などの大きい買い物を分割払いやリボ払いで支払いたい時
  • ポイントをなるべく多く貯めたい時
  • ネットショッピングで買い物する時
  • 海外旅行の航空券やホテルを決済する時
現金
  • コンビニやスーパーで、少額な支払いをする時
  • 自動販売機や地元の小規模なお店など、クレジットカード利用不可の場所で支払う時
  • 自分の支出状況を把握して、節約を意識したい時

クレジットカードは、ポイントの還元やネットショッピングで利用できるなどのメリットがたくさんありますが、自動販売機や地元の小規模なお店など、一部の場所では利用できないデメリットもあります。

「クレジットカードしか持っていないから、支払いできない・・・」という状況を防ぐためにも、クレジットカードと一緒に、ある程度の現金も持ち歩いておくことがおすすめです。

また、クレジットカードは自分の支出を把握しにくい一方、現金は使った分だけ手元から減る直感的な感覚があります。節約を意識したい時や、支出を厳密に管理したい時は、現金の利用を増やすと良いかもしれません。

まとめ

クレジットカードを複数枚持つことで、利用可能な店舗が増えたり、ポイントをお得に獲得できたりなど、さまざまなメリットがあります。

各クレジットカードの特徴を比較した上で、自分のライフスタイルに合う「メインカード」1枚と「サブカード」1~2枚を選びましょう。

なお、クレジットカードを使い分ける際には、各カードの年会費やポイント保有期限、支払い日などをしっかり把握し、徹底的に管理できるように心がけることが大切です。

また、支払いの遅延や滞納は、信用情報に影響を及ぼす可能性があります。クレジットカードは、自分の経済状況に合わせて、計画的に利用しましょう。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次