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クレジットカード最強の2枚組み合わせはこれ!選び方のポイントやメリットを徹底解説

クレジットカード最強の2枚組み合わせはこれ!選び方のポイントやメリットを徹底解説

一般社団法人日本クレジット協会の2022年3月末の調査結果によると、日本国内のクレジットカード発行枚数は30,101万枚で前年比1.9%増でした。

これは成人1人当たり、平均2.9枚所有している計算になります。

複数のクレジットカードを持っている場合、利用するお店のポイント還元率や付帯特典をうまく使い分けると、お得に買い物ができるでしょう。

この記事では、クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせや、カードを選ぶ際のポイントについて詳しく解説しています。
これから新たにクレジットカードを作ろうと考えている人は、最後までご確認ください。

なお、クレジットカードを使い分けるべきメリットや、何枚持ちがベストかは次の記事でも詳しくご紹介しています。

目次

最強のクレジットカード2枚組み合わせ 3選

どんなクレジットカードを組み合わせると、メリットが大きいのでしょうか。
ここでは、3つのパターン別で、最強のクレジットカードの組み合わせをご紹介します。

ライフスタイルに合わせて、最強のクレジットカードを併せ持ちしましょう。

年会費無料でポイントアップを狙いたい方に!『JCB CARD W×三井住友カード(NL)』

JCB CARD Wと三井住友カード(NL)は、年会費をかけずにポイント高還元率のお店を幅広く利用できるため、最強の2枚といえるでしょう。

JCB CARD Wと三井住友カード (NL)2枚持ちのメリット

  • 年会費 永年無料
  • ポイント還元率が高いお店が多くなる
  • 付帯保険の保障内容が充実
  • 国際ブランドJCBとVisaもしくはMastercard®が持てる

JCB CARD W

【出典:JCBカードW公式】

JCB CARD Wは、18〜39歳限定カードとなっており、年会費・発行手数料が無料です。

通常は1.0%のポイント還元ですが、一部加盟店ではポイントアップでお得にお買い物できます。
たとえば、Amazonやセブン・イレブンでは2.0%、スターバックスでは3.0%とポイント還元率がアップします。

三井住友カード(NL)

【出典:三井住友カード(NL)公式】

三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食店で利用すると最大5%還元が受けられます。

また、SBI証券の投資信託をクレジットカードで積み立てすると、積立額の0.5%のVポイントが毎月貯まります。その他にも、投資残高や株式購入などの取引でポイントが貯まります。SBI証券で投資をしている人は、三井住友カード(NL)を発行しておくとよいでしょう。

JCB CARD Wと三井住友カード(NL)は2枚とも年会費が永年無料ですので、利用額が少ない人でも無駄なお金がかかることはありません。

日本国内やアジア圏で加盟店の多いJCBと、海外シェアの高いVisaまたはMastercard®の両方が持てるのも大きなメリットでしょう。

楽天市場や電車を利用する方に!『楽天カード×ビックカメラSuicaカード』

楽天市場と関東圏で電車を頻繁に利用する人には、楽天カードとビックカメラSuicaカードの組み合わせがおすすめです。

楽天カードとビックカメラSuicaカード 2枚持ちのメリット

  • 年会費 実質無料(ビックカメラSuicaカードは年1回利用が必要)
  • 楽天市場での買い物でのポイント還元率が高い
  • ビックカメラで最大11.5%ポイント還元が受けられる
  • モバイルSuicaの利用でお得にポイントが貯まる

楽天カード

楽天カード

【出典:楽天カード公式】

楽天カードは、楽天市場で買い物するなら、必ず持っておきたい1枚です。

普段のお買い物で100円につき1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円相当として、楽天市場や飲食店などの加盟店で利用できます。

さらに、楽天市場で買い物するとポイントが+2倍となるため、100円につき3ポイントゲットできます。
楽天市場でポイントが貯まりやすく、楽天グループのサービスで使えるのが特徴です。

たとえば、楽天トラベルでホテル予約に利用したり、ポイント運用で投資をはじめてみるなど、さまざまな利用方法があります。

楽天グループのサービスを利用する人で、まだ持っていない人はこの機会に発行しておきましょう。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカード

【出典:ビックカメラSuicaカード公式】

ビックカメラSuicaカードでは、ビックポイントとJRE POINTの2種類のポイントが貯められます。

ビックカメラで最大11.5%のビックポイントの還元が受けられます。家電の買い替えはまとまった支払いとなるため、この還元率はメリットが大きいでしょう。

ビックカメラといえば家電のイメージが強いですが、実際には日用品や食品、お酒なども低価格で販売されており、ポイント利用にも便利です。

また、Suicaチャージや定期券、切符の購入時には通常の3倍ものJRE POINTが獲得できる「VIEWプラス」の優遇が受けられます。

日頃からSuicaや駅中のニューデイズを利用する人にも、お得なカードといえるでしょう。

ガソリン代を安くしたい方に!『リクルートカード×ENEOSカードS』

車を利用する人には、リクルートカードとENEOSカードSの組み合わせがおすすめです。

リクルートカードとENEOSカード S 2枚持ちのメリット

  • リクルートカードはどんなシーンでも、ポイント還元率1.2%
  • ENEOSカード Sでガソリン代がお得に
  • 国際ブランドの分散が可能
  • 年会費 実質無料(ENEOSカード Sは年1回の利用が必要)

リクルートカード

リクルートカード

【出典:リクルートカード公式】

リクルートカードはどこで利用しても、ポイント還元率が1.2%と高く、メインカードにおすすめの1枚です。

リクルートグループの「じゃらん」や「ポンパレモール」、「HOT PEPPER Beauty」、「HOT PEPPER グルメ」ではポイント還元率がアップします。

日常の買い物に加え、旅行や食事、美容院などさまざまなシーンでお得に利用できます。

ENEOSカードS

ENEOSカードS

【出典:ENEOSカード S公式】

車利用の人はサブカードとして、ENEOSカード Sを利用するとよいでしょう。

ENEOSカード Sでは、ガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きとなるため、毎月のガソリン代を安くできます。

その他にも、カーメンテナンス商品の購入や修理代のポイント還元率アップ、オリックスレンタカーの利用時の割引など、車を利用する人にとってお得なサービスがあります。

国際ブランドは、できるだけ分散しておきましょう。

リクルートカードはMastercard®、VISA、JCBの中から、ENEOSカード SはVISAもしくはJCBから選ぶことができます。

クレジットカード1枚目はこうやって決める

一般的にクレジットカード1枚目は、日常生活で最も利用頻度の高い「メインカード」となります。

次の3点を参考に、メインカードを選びましょう。

  • ポイント還元率
  • 年会費
  • 付帯サービス

利用頻度の高いお店の還元率をチェック

クレジットカードの中には、特定のお店でポイント還元率がアップするものがあります。

たとえば、スーパーやコンビニ、家電量販店、ガソリンスタンドなどの「流通系クレジットカード」があります。利用頻度の高いお店と提携する流通系クレジットカードを使って、お得にポイントを貯めましょう。

特定の日のお買い物で割引があったり、オートチャージを使うとポイントが二重取りできるなど、メリットが多いこと間違いなしです。

ライフスタイルに合わせて、日常的に利用するお店の中から還元率の高いカードを選びましょう。

ポイント還元率の高いクレジットカードは、次の記事もぜひご覧ください。

年会費とサービスのバランスで選ぶ

クレジットカードを選ぶ際には、年会費とサービスのバランスで判断しましょう。

1枚目のカードは、年会費の安さだけで判断せず、利用頻度やポイント還元率とのバランスで決めることをおすすめします。

たとえ年会費がかかったとしても、それ以上のポイント還元でお得になることもあります。

また、年間のカード利用額などの一定の条件を満たすと、年会費が0円になるなど、お得なカードもあるので、細かな条件もチェックしましょう。

付帯サービスで選ぶ

同じように年会費がかかるのであれば、付帯サービスや優待が充実したカードを選びましょう。

ポイントサービスはもちろんのこと、旅行傷害保険や加盟店での割引サービスなどさまざまです。よく利用するお店で、割引やポイントアップがあるととてもお得です。

また、カードによっては家族カードの発行手数料無料や電子マネー付きのクレジットカードもあります。

これらの付帯サービスはカードごとに異なるので事前に確認し、価値のあるクレジットカードを選びましょう。

クレジットカード2枚目はこうやって決める

クレジットカード2枚目はメインカードとは別に、特定のお店やシチュエーションで利用する「サブカード」となります。
サブカードを選ぶ基準や、うまく使い分けるにはどうすればよいのでしょうか。

サブカードの選び方は、以下の通りです。

  • 1枚目と別の特典(付帯サービス)
  • 1枚目と別の国際ブランド
  • できるだけ年会費が無料のカード

1枚目とは別の特典があるカードを選ぶ

1枚目と別の特典・付帯サービスが受けられるカードを選択しましょう。

たとえば旅行が趣味の人は、空港ラウンジサービスが充実したカードをプラスすると、非常に便利です。
ラウンジのグレードがアップしたり、利用できる空港数が増えるなど、さまざまなメリットがあります。

他にも、レストランやホテルの優待、映画チケットの割引などの特典が受けられるカードもあります。

自分の趣味やライフスタイルに合わせて、2枚目のカードを選ぶとよいでしょう。

1枚目と別の国際ブランドにする

複数の国際ブランドのカードを所有していれば、国内外問わず利用できるお店が増え、安心して買い物ができます。

国際ブランドにはそれぞれ特徴があります。別々の国際ブランドを併せ持つことで、利用できるサービスが増えるでしょう。

5大国際ブランドの特徴は、下の表を参考にしてみてください。

5大国際ブランドの特徴

ブランド名特徴
VISA世界NO.1のシェアと知名度。
加盟店舗が世界で1番多く、汎用性が高い。特にアメリカ方面で強い。
JCB日本発の国際ブランド。
旅先での保険やサポートデスクが強い。独自の決済サービス「QUICPay」が便利。
アメリカン・エクスプレス®ステータスの高さと旅先での利便性。サポートデスクや付帯保険が充実。日常利用でANAマイルが貯まる。JCB加盟店で利用可能。
Mastercard®世界NO.2のシェアと知名度。
加盟店舗はヨーロッパ方面に多い。コストコで利用できる。
ダイナースクラブステータスの高さと独自の優待が充実。グルメ特典やトラベルデスクが充実。
JCB加盟店で利用可能。

できるだけ年会費が無料のカードを選ぶ

2枚目のクレジットカードは、年会費が無料のものを選ぶのも一つです。

1枚目のクレジットカードで、年会費がかかる場合もあるため、費用が気になる人は無料でコストパフォーマンスのよいカードを選択するとよいでしょう。

なかには年会費がかかるカードであっても、「1度利用すると実質無料」といったお得なカードもあるので、ぜひ検討してみてください。

クレジットカード2枚持ちのメリットは?

クレジットカードを2枚持つメリットは、何でしょうか。

ここでは3つのメリットをご紹介します。

  • ポイントアップなどの特典が増えてお得
  • 国際ブランドの使い分けが可能
  • トラブルの際、もう1枚で支払いができる

ポイントアップなどの特典が増えてお得

クレジットカードを2枚持ちすることで、受けられる特典やキャンペーンが増えます。お店によってはポイント還元率アップするため、お得に買い物ができます。

ポイント還元率を重視している人は、2枚のカードをお店ごとに使い分けて効率的にポイントを貯めましょう。

また、カードによっては空港のラウンジサービスが受けられたり、海外・国内旅行保険、ショッピング保険が付帯されており旅行の際に役立つものもあります。カードを2枚持ちすることで、さまざまな特典を受けられる可能性が広がるでしょう。

国際ブランドの使い分けが可能

クレジットカードの国際ブランドごとに、使えるお店が異なります。

別々の国際ブランドのクレジットカードを所有することで、利用機会を増やすことができます。特に海外では、VISAやMastercard®が普及しているため、海外旅行に行く人は発行しておくと便利です。

2枚目以降は、1枚目と別のクレジットカードと別の国際ブランドを発行しましょう。たとえば1枚目はVISAカード、2枚目はJCBなど、国際ブランドを使い分けるのがおすすめです。

トラブルの際、もう1枚で支払いができる

クレジットカードを2枚持っていれば、1枚のカードが使えない場合でも、もう1枚で支払いができます。

破損や磁気不良などのトラブルが発生した際に、スムーズに決済できるので安心です。

クレジットカード2枚持ちの注意点は?

クレジットカードの2枚持ちにはメリットが多いですが、注意すべき点もあります。 デメリットもしっかりと確認したうえで、2枚持ちを検討しましょう。

  • 締め日や引き落とし日の管理が面倒
  • 2枚とも年会費がかかることも

締め日や引き落とし日の管理が面倒

クレジットカードによって、締め日や引き落とし日は異なります。

「締め日が月末、引き落としが翌月27日」や、「締め日が15日、引き落としが翌月10日」など、カードによってさまざまです。

2枚以上持っている場合、それぞれの返済日を確認し、余裕をもってお金を準備しておきましょう。万が一お金が足りず返済できない場合、返済遅延扱いとなり、カードの利用履歴に傷がつくため、注意が必要です。

2枚とも年会費がかかることも

クレジットカードの年会費が2枚とも有料の場合、負担が大きくなることがあります。

年会費が無料のクレジットカードなら何枚所有しても負担になりませんが、費用が高いカードの場合、特典以上の年会費負担で損する可能性が高いです。

有料のクレジットカードを利用する際には、年会費以上のメリットがあるのか確認しましょう。

そして、2枚目のカードはできるだけ年会費無料のカードを利用し、負担を小さくすることをおすすめします。

2枚同時に申し込むと審査に通りにくい場合がある

短期間で複数枚のクレジットカードの申し込みをすることを、「多重申し込み」といいます。

申し込み枚数に制限はないものの、多重申し込みの場合、審査落ちすることがあるので、注意が必要です。

クレジットカード会社が違っていても「信用情報機関」を通して、多くのクレジットカード会社に申し込みの事実は把握されています。

よっぽどの急ぎでない人は、1枚目のクレジットカードを発行してから数カ月期間を空けるなどし、同時申し込みにならないようにしましょう。

最強のクレジットカード2枚持ちでお得に買い物をしよう!

クレジットカードは2枚併せ持つことで、1枚の時よりもお得に買い物ができる可能性が高いです。

ポイント還元や付帯サービスが充実し、さまざまな恩恵が受けられるでしょう。2枚持ちのカード選びの際には、ポイント還元率や国際ブランドの分散、手数料のバランスが重要です。

ご自身のライフスタイルに合わせて、とっておきの2枚を選びましょう。

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